愛媛の家「省エネ化」計画

愛媛の住宅を全棟「省エネ化」する!を使命に、とてつもない目標と夢に向かい動き始めた スタジオダイワ代表の心のこもった日誌です。
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バックナンバーのZEH住宅を更に解りやすく、ZEHおじさんの講義
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    Nさんの同僚の方へのみ発信いたします!他の方はスルーでOK!

     

     

    下記よりバックナンバーから抜粋

     

     

    お疲れ様です

     

    なぜか先日からZEH(ゼッチ)について

     

    色々と質問のコメントが送られてきているので

     

    解りやすく内容をまとめます

     

     

    本来は自分たちで調べ 内容を把握することが

     

    望ましく思われます

     

    詳しい内容はSIIのサイトで公表されております

     

    ここをクリックすればSIIサイトへ移動します

     

     

    ZEH(ゼッチ)とは

     

    ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの略ですが

     

    ネットは正味とか概ねの意味があるので

     

    難しく考えないでください

     

     

    なので単純に「ゼロ・エネルギー・ハウス」の略称だと

     

    覚えておいてください

     

    そしてZEHはエネルギー収支ゼロのことですので

     

    電気代の収支の説明だけでは不十分です

     

    ではエネルギーとは…本来は1次エネルギーという概念があり

     

    自然界に存在するエネルギーを示しておりますが

     

    簡単に言えば加工される前のエネルギーであり

     

    我々には、そのままで使うことができないエネルギーです。

     

    加工後は2次エネルギーとなり、家庭などで使われるエネルギーとして使われます。

     

    これらのエネルギーは「光熱費」に置き換えられます

     

    その中に「電気代」「水道代」が含まれます

     

     

    (ここよりNさんへ向けて補足)

     

     

    まず!ここを熟読しよう!!

     

    本当によく受ける質問なので詳しく解説します。

     

    「水道代を電気代と同じエネルギーで計算するなんて無理やろ〜」について

     

    よく質問を受けます。

     

     

    逆算すれば簡単です!水道使用量は1立米いくら?の計算です。

     

    解りやすく言えば…

     

    〇立米使えば〇円なので、電気の1キロワットアワーの何キロ〇円に置き換えることができます。

     

     

    〇立米いくらの概念は計算により定められている(下記に説明)のでそこまで詳しく知る必要はありませんが

     

    少なくとも12か月の年間平均を〇円とすれば平均の水道代が1月いくらと考えられます。

     

    しかし円で計算してもあまり意味はありません。

     

     

    水道使用量と電気使用量を合算し、1年あたり世帯が使うエネルギー量を求めます。

     

    先ほどの説明のように円で換算すると、電気代の上げ下げに左右されるので使用エネルギーとして計算します。

     

     

    昔のように大きな太陽光を年間日射量でだいたいいくら発電するから年間なんぼ儲ける

     

    というような化石的な考えは、初期コストが掛かるばかりか、その家庭に本来必要な正味の

     

    エネルギー量が憶測でしか解りません。

     

     

    現在は賃貸に住んでいて、新築に住むわけですから、賃貸の電気代をチャラにして計算しても

     

    無駄ですよね。

     

     

    ですが、家もないのに新築に住んだ後のエネルギーの使い方がなんでわかるん?

     

    って思うかもしれませんが

     

    それは様々な統計から設計1次エネルギー使用量というものが計算で求められます。

     

    下記に詳細な説明を記載します。これが全ての概念となります。覚え込みましょう!!

     

    ※そもそも一次エネルギー消費量とはなんなん?

     

    化石燃料、原子力燃料、水力・太陽光など自然から得られるエネルギー「一次エネルギー」

     

    上記を変換・加工して得られる我々が使うエネルギー(電気、灯油、ガス・水道等)を「二次エネルギー」といいます。

     

    建築物では二次エネルギーが多く使用されており、それぞれ異なる計量単位(kWh、ℓ、MJ等)で使用されています。

     

    それを一次エネルギー消費量へ換算することにより、建築物の総エネルギー消費量を同じ単位(MJ、GJ)で求めることが

     

    できるようになるのです。

     

    概念としての一次エネルギー消費量基準の考え方

    評価対象となる建物において、地域区分や床面積等の共通条件のもと、

     

    実際の建物の設計仕様で算定した設計一次エネルギー消費量が、

     

    基準仕様(平成11年基準相当の外皮と標準的な設備)で算定した

     

    基準一次エネルギー消費量以下となることを基本とします。

     

    一次エネルギー消費量は、「暖冷房設備」、「換気設備」、「照明設備」、

     

    「給湯設備」、「その他設備」のエネルギー消費量を合計して算出します。

     

    また、エネルギー利用効率化設備(太陽光発電設備やコージェネレーション設備)

     

    による発電量は、エネルギー削減量として差し引くことができます。

     

     

    上記の説明でわかるように、電気代、水道代をすべての加工前のエネルギーの使用量に置き換えます。

     

    これは先にも説明したように係数があります。とても正確です。

     

    そして各家庭ごとに1年間で使用されるエネルギー量を求めます。

     

     

    各家庭が年間に使用するエネルギーを計算するには…

     

    1.まず建物の間取りや形状を確定させる(1棟毎、家族ごとに違うので)

     

    2.建物に住まう家族数を確定させる(将来子供を計画するなら将来を含める)

     

    3.1次エネルギー計算をして、1年間に必要な家庭のエネルギー量を計算

     

    4.このエネルギー量を賄える太陽光発電の発電量を計算

     

    5.建物で使用する設備の係数補正を計算(水回り機器・エアコン・家電、その他エネルギーを必要とする機器)

     

    6.家の方位や太陽光発電の角度による減衰値を計算

     

    7.さらに細かい(換気による熱のロス、回収率)も必要により計算

     

    8.換気に伴い気密性能を考慮して計算

     

    9.設計1次エネルギーに比べ、太陽光発電がない状態でどれくらいエネルギーが削減できる建物か比較

     

    10.太陽光発電がない状態の建物によるエネルギー削減率が何%になるか計算

     

     

    これを計算すれば〇〇家における、計画中の住宅の最適なZEH指数が解ります。

     

     

    (上記まで補足しました)下記よりバックナンバー

     

     

    これまでは多くのエネルギーを使いながらも

     

    太陽光発電などの創エネ設備で光熱費を賄えれば

     

    ゼロエネルギー住宅とされていました

     

     

    ZEHは多くのエネルギーを使わないことが前提です

     

    最小のエネルギーを使いながら

     

    最小の創エネで収支ゼロを達成することが

     

    ZEH住宅の要件となります

     

     

    ということは?

     

    平成25年基準以上のレベルで断熱化された住まいで

     

    冷房エネルギーや暖房エネルギーが逃げにくい状況を作り

     

    節水機器などにより水道代や給湯代が節約できるように

     

    することが必要条件です

     

     

    その中には 高性能で省エネ型のエアコンを使い

     

    家の断熱強化で保温能力を高め エアコンの運転電力

     

    消費の少なくなる環境を整え

     

    消費電力が少なく 調光機能がついたLED照明を使い

     

    水の出口が小さいが 圧力が強くなる節水型の蛇口を使い

     

    少ない洗浄水で流れる 節水型トイレを使い

     

    安い費用でお湯が沸かせる給湯器を使うことで

     

    家から流出される光熱費を抑えれば

     

    おのずとエネルギーの消費が抑えられます

     

    そうすれば 普通に生活するだけで節約したような

     

    省エネ生活が達成されます

     

    もちろん更に意識すればより効果的な省エネになります

     

     

    このような住まいから排出される光熱費を

     

    エネルギーとして換算します(本来の順序は逆です)

     

    そうすれば どんな大きさの創エネ(太陽光発電など)を

     

    設置すればエネルギー収支(光熱費収支)ゼロになるのかが

     

    細かい数値として算出できます

     

    極論 ○.○○kwの創エネというような詳細な計算ができ

     

    これまで 大きければゼロになるであろう…と適当だった

     

    売電価格のみで判断していた杜撰な大きさ選定はなくなり

     

    この家にはこの大きさの創エネ設備が必要ですと断言できます

     

    このためには 地域による補正や方位による補正 設置角度の補正

     

    メーカーの能力による補正なども加味するので

     

    ほぼ間違いない数値の創エネ設備を決定できます

     

     

    予算の厳しいお客様にとっては ジャストサイズの

     

    提案ができるので コストダウンにとても有効です

     

    これが工務店レベルでもできるようにするために

     

    膨大な時間と労力を国が掛けているのです

     

    とっても無駄な時間…です 学ぶ気があれば簡単です

     

     

    ですがそのお蔭で 補助金も手厚く

     

    毎年のようにZEH住宅の補助金が交付されております

     

    当社ではZEH住宅を望んだお客様全てに

     

    100%で補助金を交付できています

     

    なのでZEH対応?とかZEH仕様?などと曖昧で

     

    不確かな説明がいりません

     

    ZEHは1次エネルギーが計算され、創エネ設備が搭載されて初めてZEH住宅

     

    なので対応や仕様というのは、一般住宅です。

     

    決してZEH住宅ではありませんのでご注意を!!

     

     

    勘違いが多いので はっきりさせておきますが 

     

    国からの補助金をもらわなくても

     

    エネルギー計算されて収支0円以上を達成すれば

     

    それはZEH住宅なのです

     

    エネルギー計算書の提示があり 

     

    熱損失計算や 日射取得遮蔽計算がされているうえで

     

    エネルギー算定をしているかどうかで判断できます

     

    ただ創エネ設備がないものはZEHではありません

     

     

    そして 補助金は絶対ではありません

     

    いつまで続くかも国の予算付け次第です

     

     

    しかし政府の閣議決定で「未来への投資を実現する経済対策」

     

    で決定した事業の中に 一億総活躍社会の実現の加速があり

     

    その資料のP22に(3)の中で

     

    社会全体の所得と消費の底上げが記載されており

     

    ZEHの普及加速事業が盛り込まれていることから

     

    しばらくの間 補助金は大丈夫かな

     

    少なくとも来年度は大丈夫であろうと思われます

     

    上記赤枠囲いがその内容です

     

     

    補助金をもらって快適で豊かなZEH住宅を手に入れ

     

    光熱費が掛からない生活を送り

     

    そんな豊かな生活から余裕ができ 消費行動も促される

     

    この一連の流れが大きな思惑だと思われます

     

     

    その上で更に暮らしを豊かにすることが当社のダイワZEHです

     

    気密を高め 断熱に掛かった費用をより効果的に光熱費削減へ

     

    活かしながら

     

    太陽高度の低い冬場の太陽の熱を取り入れ温かさを自然から享受し

     

    太陽高度の高い夏場の嫌な暑さを取り込まずエアコン設定温度を下げ

     

    冷暖房期以外の時期は積極的に風を取り込み省エネを助長させます

     

     

    風は卓越風にて予測します(風は補助程度に考えましょうね)

     

    卓越風とはアメダスの気象データで

     

    地域別の年間風量・風向を蓄積しているデータベースです

     

    これはかなり以前より だれでも利用できます

     

    家造りの設計にはすべからく このデータを利用します

     

    当たり前の建築知識として覚えておいてください

     

    色々と複雑な説明が巷で行われているようで

     

    解りにくいという声がコメントで寄せられます

     

    少しでもお役にたてればと思い 記載しました

     

     

    ちなみに当社は今年度予算で4棟のZEH住宅を手掛けました

     

    | 愛媛の省エネマイスター | 温熱環境 | 10:33 | comments(0) | trackbacks(0) |









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